2日に入院してから10日目、今日11日退院することができた。6月4日に神経系統が気になり、脳神経外科に相談に行ったら、4日後にMRI検査をすることになり、検査時に脳動脈瘤を指摘され、放置するとクモ膜下出血になると言われ、家族とともに行けと大規模病院を紹介された。偶然に発見されたとは言え、頭はパニック。脳梗塞は血管のつまりで、下流に血液が行かなくなり組織が壊れ、半身不随、言語障害等になると言われたので、机の前にはFASTチェックの紙が貼ってある。動脈瘤は太い血管が分岐するとき、圧力により直進した場所に瘤ができるとあった。最初は様子見で逃げようと思ったが、兄がくも膜下出血で亡くなっているので家系かもしれないからと手術を勧められた。
この暑い中、庭はそのままだったので木々が枯れていた。桜と山椒は葉が茶色になって枯れた。スイカが生きていた。
種類を考えずに植えたので皮が黒色に近かった。
トマトもどうにか生きていた。大きなトマトと思っていたらミニトマトだった。
今まで盲腸すら切ったことがなく体は何もさわっていなかった。もちろん全身麻酔も初めて。右足の付け根の血管からカテーテルという管を通して、頭の中の血管の膨らんだ部分に金属を置くと言っていた。9時半に手術を開始し、麻酔が熱くなった・・と感じてからの意識がなくなった。終わって病室に運ばれたのが13時過ぎ。覚えていないが13時19分に病室で撮られた写真があった。痛いとかの感覚はなくそれからすぐに子供にLINEで終わったと連絡したほど。ただ右足の血管の部分を上に向ける仰臥位の体制で腰が痛くなった。
3日の昼過ぎに、私が戻ったことを確認したかのように翌4日早朝に、静岡の兄が亡くなったと知らされた。
通夜も葬儀も病室のベッドの上。涙の日々、涙が耳に入る。
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