今日は初めて博多祇園山笠の祭りの見学に行った。博多の中州へは九州自動車道を高速バスで1時間半ほど。4枚綴りの回数券が5000円弱で買えるからかなりのお得感。
台風9号の影響で昨夜から風が強く、朝出掛けるときには雨も落ち始めたが、九州に入って止み、そのまま夕方まで持ちこたえた。
このまつりは博多、中洲地区にある櫛田神社の夏の祭礼だそうだ。本番は7月15日早朝の「追い山」言われるもの。今日12日は「追い山ならし」と呼ばれるもので本番とほぼ同じコースで行われた。櫛田神社を午後4時頃、順に出発。日曜日とあって沿道には多くの見学者が集まっていた。
この写真が舁(か)き山笠。
山笠には2種類あり。飾り山笠という豪華絢爛な見せる山笠(だしと呼ばれるもの)。これは担ぎ出さないで見せるだけ。これが市内に14本作成され飾られていた。内容は日本の歴史上の人物事項など。
もうひとつは少しだけ小ぶりな「舁(か)き山笠」と呼ばれる担いで走り回る山笠が7本ある。それでも1トンほどの重さとか? パンフレットによると各町内を大きくまとめた「流れ」という単位で参加している。
これは飾り山笠七福神の部分。地元博多人形の人形師が作る。義経千本桜、征夷代将軍源頼朝、サザエさん、ドラえもんなどがあり、表と裏(前と見送り)で別のデザイン。
櫛田神社境内には、舁(か)き山笠と呼ばれる担いで走り回る山笠がこの境内で舁(か)き比べをするようで、この場所は観客用に有料の桟敷席が造られていた。
舁(か)き山笠の先頭は子供たちの集団が走り回る。道路を遮断しての行列は全走行距離4Kmほどでかなり苦しそう。
次には大人たちのグループ。これは同じ人間が全行程を担ぐのでなく、担ぎ手を入れ替わり順番に交代するのでその人達等。
最後には舁(か)き山笠の本隊。舁(か)き担当はかなりの苦しそうな顔も見られる。
これに加わるのが博多の男だそうだ。ここには沿道からバケツの水を浴びせかけていた。
やはり祭りは見るのではなく、参加すること。
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