今日は地元、亀山八幡宮の夏越まつり。亀山八幡宮は鎮座1155年で由緒あるもの、今年は平成の大造営のお祝いを兼ねたまつり。昼間から猛暑で汗ばかりだったので、夕涼みがてら出掛けてみたら、海辺は涼しい風が吹いていた。ここに住むまでは盆と正月しか来なかったので夏越まつりは知らなかった。それでも我が家はこの氏子にあたる。
主な行事は夏越の禊払い、茅の輪くぐり、お神輿の海上渡御、花火大会である。
夕方に茅の輪をくぐり抜けて災禍を免れるといわれているもの。
境内では福引が行われて大勢の人が楽しんでいた。
亀山八幡宮の階段の夜景。ここから唐戸あたりの風景は昔と変わっても祭りの様子は昔と同じかも知れない。
夕暮れ前の唐戸の様子。夜になれば多分金子みすずの昔と同じだろう。
夏越(なごし)まつり
ぽつかりとふうせん、
瓦斯(ガス)の灯(ひ)が映(うつ)るよ。
影燈籠(かげどうろう)の
人どほり、
氷屋(こほりや)の聲(こえ)が泌(し)みるよ。
しらじらと天の川、
夏越祭の夜更(よふ)けよ。
辻(つじ)を曲れば
ふうせん、
星ぞらに暗いよ。
(金子みすず)
花火大会の花火は唐戸の防波堤の先端から打ち上げられた。私は唐戸市場の西側の突堤の付け根に陣取った。そこから見たカモンワーフの様子。カモンワーフ前のウッドデッキは見学者で一杯であふれた人が市場の西の道路沿いに流れてきた。
花火は殆ど頭上にあがり迫力満点。この花火大会は約2000発で8月の海峡花火大会に比べて差はあるが、観光客用ではなく、地元の花火大会の雰囲気が一杯。花火打ち上げの前に地元の企業、商店等のスポンサー名を知らせるので身近に感じ、門司港への連絡船の入出港時には一時中断。最後には氏子の町内会の協賛であることを知らせに町会名を告げていた。
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