台風も大過なく過ぎ去り、衆議院選挙も滞りなく終わり、期待の結果に終わりほっとしている。久し振りに晴れ上がった今日はカメラを積んで東へ車を走らせた。大まかに旧山陽道と決めて吉田宿に向かった。初め吉田宿とはどこか知らなかったが、東行庵のあるところと知ったのはほんのちょっと前。
秋を探しに行ったのだが、この時期紅葉には早く中途半端な時である。それでも小月の近くの壁に色づいた葉を見つけた。
こちらは帰りに紅葉の練習用にと。
東行庵の北側が吉田宿。旧山陽道の宿場の入り口に三界萬霊の石仏があった。三界萬霊と読んで子供のころ田舎の通学路にあった百日紅の大木の下の祠を思い出した。宿場町はそれほど大きくなく昔の面影もほとんどない。そのまま通過。
旧山陽道の案内に従って、町を抜けて山陽高速道路の下をくぐってすぐの分岐点にあった案内。この右側の道が旧山陽道とのこと。車で行けるところまで行こうか、それとも・・と思っていたが転回できるか心配だったので、この看板の近くに車を置いて歩きだす。秋の日差しの下の田舎道は楽しいが道路の横はイノシシ除けの電流注意の張り巡らされた電線がずっと続く。
やがて蓮台寺との分岐に差し掛かる。右の山陽道は何もなさそうなので蓮台寺に向かってみる。
分岐からは杉林の中の暗い道、竹林の中の暗い道を歩くことになったのだが、足元は整備された約300-400mの石畳の登り坂の道であった。ここは箱根なんかと違い、石の平板が敷き詰められているので歩きやすい。この石畳の道を哲学の道と呼ぶらしいが、暗くて何も見えないのは気味が悪い。やがてちょっと開けたこの画像の場所につくと蓮台寺はすぐそこ。
やがて蓮台寺に到着する。車を降りて歩きだしてから20分ほどだが、暖かい日差しだったので坂道の石畳の道が意外ときつく汗をかいてしまった。寺は茶色の石州瓦に覆われていた。本堂と白華山、十一面観音堂と書かた観音堂がある。常住とは思われなかったし、山頂まで行く気が中なかったのでそのまま戻ることにする。寺からの展望もほとんどなく木々の間よりちょっとのぞく程度。
帰りは秋の風景を探しに駐車した場所から案内にあった常関寺、川久保方面の北に向かい狭い急な坂道を走り、埴生からからの232号線に合流し、さらに北に向かったら、65号線に合流して進んだら、厚保の栗のJA直売所の近くに出た。前回ここまで栗を買いに来たが、意外と皮を剥くのが面倒なので今回は何も買わずに戻る。
実をたくさんつけた柿の木と青空を求めたのだが残念。ツルウメモドキは少しあったが低くて背景に青空がのぞけなかったし、カラスウリは見つけられなかった。まあちょっと時期が早かったけれど。
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