旅行会社より送られてきたのは便名、空港集合時間、場所、宿泊ホテル名の行程表。今回出発日と帰国日の送迎を除き、中2日間の完全自由行動。私の台湾旅行は2回目、特別な心配はしていないし予定もそれほどきちんと立てない。
1日目、動物園から猫空ロープウエー、木柵からバスで十分へ、そこから列車で瑞芳へ、瑞芳からバスで九分へ、帰りは瑞芳から電車にしようか、直接バスにしようか? そんな計画。
台風の来襲予定もあり2日目にするか考えたが、小雨の中を出発。先ずMRT動物園の出口改札で猫空ロープウェーが年1回の定期点検の為運転中止の看板を発見。変更を余儀なくされる。改札を出ないまま、MRTで木柵まで戻り、木柵-平渓線のバスへ。約1時間ほどで十分の滝近くまで行く。
当然中国語のバス停名は聞き取れないし、表示されるバス停名もすぐ近くて変更されるので追い付かない。いつもの旅の知恵、メモ筆談となる。駅でもよいのだが滝の往復では疲れるので、行けるところまで行って戻るために、今回は「十分瀑布」である。十分駅、十分老街を過ぎて無事到着。
この写真が十分瀑布。水煙がたちかなりの迫力。展望台までの順路は整備されて安心だが、階段や坂道が多く苦しくなるほど。
十分観光の拠点・・・と言っても線路の両脇。
この写真に見える黄色、ピンクの風船の表面に毛筆で願いを書いて、熱気球のごとく、内部の空気を暖め、軽くなった空気で上昇する。どうもこの風船は回収して再利用しているようだ。
祭りにはまとめて揚げるが、観光用には個別に楊げる。
この写真には上昇中の風船がひとつ。この線路は実運転に使用されているので、列車が通過するときは人は左右に退避する。それは心得たもので列車ものんびり。
十分から瑞芳まで乗った気動車。時刻表は1時間に1本。平渓線は川に沿った観光線路。
九分といえばこの茶店。「線と千尋の神隠し」のイメージとか。実際にこの店の左側の窓辺で茶をいただく。台湾の茶は小さな茶碗に何杯でも飲む方式。香りがいいでしょうと言われるが、日本茶のイメージと比べてしまう。
この写真は誰かが連れて来たモデル?を横からちょこっと撮影。
元炭鉱町と言われる九分の観光通路。ここ九分の訪問は2回目。そういえば前回も雨だった。
アイスクリーム、麺などの店も。
この狭い通路にお土産の品々が販売されている。
この写真の右上に中国圏特有の家のつくりが見える。上海でもマカオ、台湾の一般民家や4-5階建てのアパートでも見られる窓に網や格子を取り付けられた様子。住民の落下防止かと思っていたが、泥棒の侵入よけらしい。火事になったら逃げられないし、アパートの34階でも壁を登って侵入するんだろうか?
牛肉麺を食べた店。屋台やこんな店では食べられない人はきっと住めないだろうな。正直食べるには安心できるか?と判断する勇気が必要。
九分の上部から見た東の海岸。この写真の左下が九分の下り用のバス停。
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