やっと冬が去ったような暖かな日差しに誘われて長府毛利邸へ。車を功山寺入り口において、山門の補修工事の様子を見たが、防護幕に囲まれて何も見えず。功山寺では梅の木を見つけられなかった。次に毛利邸へ。ここは門の左手に小さな梅林があり6-7本の白梅、紅梅が植えられている。
家の中では丁度、「さげもん」の飾り付けが行われていた。元々さげもんは、福岡県柳川市に伝わる風習。吊るし飾りのひとつで、女児の一生の幸せを願い雛壇は父方の実家から、さげもんは母方の親戚、母、祖母が用意すると言われているとあった。東の人間には伊豆のつるし雛。
カラフルな飾りがひな壇の周りを囲んでいる。今日は三脚を持っていたので暗い部屋の中でもどうにか撮影可能であった。
ただただその色の美しさに驚嘆。それと共にいつも長府毛利邸で驚くのはそのいけばなの美しさ。この写真では右手に「もくれん」が生けてある。大きな枝をそのままに飾ってある。他には「ねこやなぎ」の木があった。この季節中庭には梅はないが、薄紅色のアセビ(馬酔木)の花が咲いている。ちょっと華やかさに欠けるけれど。
入り口左手の梅園で。ここは地面に緑のコケがあるので、光の具合によって緑色のボケが出来るから、いつもの梅の木。白梅も紅梅もあるが、このJR記念樹をひいきにしている。
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