台風15号がほぼ直撃した。台風は進路のすぐ右側が強風と雨の被害が大きい。今回は天草からほぼ北北東に九州を縦断し、北九州から日本海に抜けたので、そのすぐ右側である当地は避難対象となった。
朝6時には目を覚ましたがその時は窓を開けられたほどであった。TVでは荒尾に上陸、その後飯塚から北に向かっているという状況であった。のんびりとTVで台風情報を見ていたら、8時頃が雨と風が強くなり、後で考えればこれがピークであった。この時停電があり、バッテリーなしのノートパソコンを使用中であった為通電後リカバリーする事となった。100ミリの雨というが、私には雨より強風の印象が強い。
9時過ぎには1時的に雨も風も止み小康状態になった。これが台風の目に入ったという状態。それからしばらく元に戻りつつあったが、11時にほぼ収まりかけたので外に出掛けてみた。
上の写真は11時20分頃の壇ノ浦の船だまりの様子。雨が止んでいて私が傘を持たずに散歩に出掛けられたほど。この撮影場所は新しく出来たマンションの東側で風が遮られていたが、写真を撮るために顔を出すと、吹き飛ばされそうなほど。歩いていたときは気がつかなかったが、海を渡る風は強烈。
よく話題になる台風の最中に、田んぼの水を見に行くとか、船の係留を確認に出掛けて事故が起こるので無理をしないように遠くから見て近づかないようにした。
壇ノ浦の交差点では国道9号線の東行き(関門橋下方面)はここで通行止めで、迂回させられていた。
関門橋の下に歩くのは止めにして、中国道の壇ノ浦サービスエリアに向かった。中国道、関門橋とも通行止めで駐車場に車両はない。ただ強風で、工事用の保護された部分に強風があたり、特異な音を立てていた。丁度窓ガラスを閉めたと思っていたのに少しだけ開いて、そこに風があたり、音を出していると言った感じ。海を見ると陸地に近い部分が少し茶色に濁って違いがはっきりわかるほど。
近所の公園では太いプラタナスの木が根こそぎ倒れて、他には大きな榎の枝が折れていた。
この木が倒れるほどの強風はどれくらいなんだろう。
我が家は前日それなりの準備をしていたので被害はなかった。ただ植木鉢は風除けの場所ではなく、室内に入れておくべきだった。他にはフェンスに這わせて、実を網で受けて括り付けていたスイカが放り出されて破裂していた。
一応落ち着いたかに見えたが1時過ぎに再度西からの強風が吹き出した。
午後静岡から台風見舞いの電話があり、携帯を見たら、7:05,8:28,12:04と3通のエリアメールが着信していた。残念なことにこれらの受信に気が付かなかった。中でも8時の分は避難勧告メールだった。こんな事では地震、津波などでは当然対応できない。普段携帯を使わなくなったから情報が取れないことになる。災害時の避難場所は知っていたが、今回の場合本当に行くべきかの判断が難しい。15時過ぎまたメールが入った。避難勧告解除。初めて知ったのだが受信音が通話とは違った小さな音だった。
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