今日の関門海峡:今日もまた淡々と今を生きる シニアのブログ 

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ちょっと南へ(2)  鹿児島 写真5枚

3月6日。 本日の予定は桜島フェリー乗り場から大隅半島を横断してバスで志布志まで、そこから北行。今回の旅は電車の予定だが日南線の始発駅志布志へゆく方法はバスしかないので仕方ない。桜島のフェリー乗り場からは島の南側、古里温泉、桜島口をぐるっと廻って垂水港へバス。そこから再度バスを乗り継いで鹿屋経由、志布志へ。鹿児島へは十代の最後に来たことがある。桜島フェリーの乗り場で寝袋に入って寝ていたとか、開聞岳に登りその頂上でも寝袋。そして砂だけの高千穂の峰の登り道を覚えているだけ。50年近くの昔の事となると記憶が曖昧になっている。
今回眠れなかったホテルでは、いやな症状が出たので朝はちょっと元気がなかった。


バス乗り継ぎの垂水港フェリー乗り場より桜島を振り返る。昨日の噴火がそのまま、噴煙は南東方向に向いていたからバスでその下を横断してきた。道路に砂を撒き散らし、家の屋根は色が変わり、植物の葉も灰に覆われていた。バスは灰の上は最徐行。ここに住むのは大変だな・・と思う。そう言えば、フェリーで通勤通学する人を見かけたから多くの人が灰の下で生活していることになる。


鹿屋を経由して2時間ほどで志布志に到着。列車は9時から11時半までないから一人で港に遊びに行く。釣りを眺めて時間つぶし。写真は大阪よりのフェリー乗り場を望む。


日南線の志布志駅。駅員のいない終着駅。ここからは昼の鈍行の旅。日南海岸の暖かい日差しを受けてのんびりと、居眠りと海の青さを感じるディーゼル。志布志、油津、日南、飫肥と聞いたことのある名前ばかり。車窓から眺めれば、軒先を走るディーゼルから多くの花が見える。沿線の川の土手や線路の土手の菜の花は当然のこと。庭先で白もくれん、紫もくれん。雪柳、梅に桜。山でも南向きの斜面には白いものが、多分桜だろう。


乗り換えの南宮崎駅で外に出てみるとフェニックスの並木。今回北へ向かう途中あちこちでフェニックスの並木を見ることができた。たとへ田んぼの中の道路でも街路樹はフェニックス。
行程と乗り換えは、志布志、南宮崎、南延岡、佐伯、大分、小倉。


日南線の伊比井あたりから延岡まで久しぶりに窓からみる太平洋はきれいだ。日向東都農では都留に移動したかってのリニアモーターの実験線が今では発電所? に再利用されていた。日照時間が長いから有効なのだろう。今の技術では太陽追尾も可能だからどれだけ効率が上がっているのか興味がある。

帰り道の一番の問題点は宮崎ー大分の県境を越える区間。特急ははぼ1時間おきにソニックなどが走っているが、普通列車の昼間の有効本数が3本だということ。一般には普通をあきらめ、特急を使ってワープするらしい。でも今回はどうにか普通に合わせて大分駅で夕食。最終便の小倉着は23時過ぎで無事帰還。電車に乗るのが目的だから楽しかった。来週は飛行機で東京。

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団塊世代のシニアです。静岡に生まれ,育ちましたが、その後千葉に40年以上も住んで、千葉と東京で働き、2011年に本州の西端に流れ着きました。毎日の散歩道が壇ノ浦周辺ですので海峡近辺の様子を時々書きます。どんな行事があったのか、どんな花が咲いていたのか・・と後で振り返るための私自身のLogです。

I am a retired one of Baby-boomer generation. Born in Shizuoka City and grown up there. After leaving hometown I lived in Chiba and worked in Tokyo area more than 40 years. After retirement I moved to the western end of Japan's main island of Honshu in 2011.

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