今朝は8時過ぎの高速バスに乗り、福岡で13,14日と開催された登録記念イベントを見学してきた。これは九州の「博多祇園山笠」「戸畑祇園大山笠」「唐津くんち曳山」「八代妙見祭の神幸」「日田祇園曳山」が登録されたのでその5つのお披露目。場所は福岡市役所をめぐる周回コースで運行された。沿道の両側には大勢の人垣が出来ていたが、運良く日差しの良いカーブに陣取ることが出来た。私の目的は唐津くんちと日田祇園。
日田の祇園祭りで曳き出される山鉾は歌舞伎や人形浄瑠璃の場面を題材にしたもので豪華絢爛である。今日はこれを見たら圧倒された。題は「一の谷嫩(ふたば)軍記」。
7月の祇園祭にはこの6-10m級の山鉾が9基練り歩き、夜間は照明がされるようだ。
「一の谷嫩(ふたば)軍記」とは文楽などで演じられた5段からなる平家、源氏の物語。
残念ながら知識不足でこれが何の場面とか理解できていない。
これが全体像。6層に分かれているのかそれぞれに場面の人形が飾られている。
方向転換だけでも、ものすごい力がいる。
力がはいると見ていても気持ちいい。
押すだけでもこれだけの力がいるようだ。
一方こちらは唐津くんち。いままでネットなどで色々見ていると魚などの像が多かった。これは「酒呑童子と源頼光の兜」。
こちらは八代「亀蛇」
これは八代 「菊慈童」だそうです。他にはみかんがあった。
他には戸畑は昼間だったので幟山笠。博多は「昇山笠」があった。
祭りの参加者が生き生きしているのが見ていて気持ちよかった。
一方では世界文化遺産登録で「沖ノ島」が推薦されているようだが、「沖ノ島」は観光とは別物である。立ち入りが許されなかったり、女人禁制で守ってきたものが世界基準で有無を言わせずに崩されそうな気がするので、今までと同じくそっとして欲しかった。
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